不妊症は温め過ぎに要注意!
冷えは妊娠によくありません。
それは皆様も良くご存知のことと思います。
しかし、衣服を何枚も重ね着し、腹巻を巻き、その上カイロまで貼るなどして、着膨れしていませんか?
実は、温め過ぎは返って妊娠を妨げてしまうのです。
理由は、大きく3つあります。
一つ目は、温め過ぎて汗をかき、返って冷えるからです。
服の下が蒸さない程度に温めるか、空気の流通を確保しましょう。
二つ目は、外から温めるだけでは、温めている時しか効果がありません。
大切なのは、身体が自ら温める能力を取り戻すことです。
運動などで血流の循環を良くし、代謝を高める必要があります。
三つ目は、卵子は体温が高いと育ちにくくなります。
排卵は低温期に行われます。
つまり卵子を成熟させるためには、しっかりと低温期があることが必要になってきます。
36度2分が適温と言われています。
これが常に温め過ぎて体温が高い状態だと、卵子が上手く育たず、返って妊娠の妨げになってしまいます。
このような理由から、必要以上に温めることは避けてください。
「温めるより冷やさない」ことを最優先してください。
目安としては、自分が心地よい程度に温めることです。
服を重ね着してカイロを貼って、「暑い」と感じたら温め過ぎです。
温かくて気持ちいい、そう感じる程度にしましょう。過ぎたるは猶及ばざるが如しです。
また、その方がストレスなく妊活に臨めますよ。
以上のことから、冬は卵子が育ちやすいとも言えますね。
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